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スレイヤーズ Old!!




一人目が死んだ、西の大神官・・・
ぼくは走りながら考えた
あの資料と同じ、閲覧室で見た資料と・・・・・・・
次は・・・・・・
「考えながら走ってると転ぶぞ」
隣を走っているラークがいってくる
「余計なお世話だよ」
僕はそれを受け流し

ふと耳には言ってくる小さな音
この音は・・・・・
「剣戟の音だな」
僕の考えていたことを代弁するかのようにラークが言った
「よく聞こえたね」
「まぁな」
得意げに言ってくる
そして僕らは神殿の中に入り、意外なものを見た
「来たわね」
そう言ってきたのはばあちゃん
その向こうで戦ってるのは・・・・・姉さんとじいちゃん
「な、何で?」
僕が聞くとばあちゃんは
「あたしは目の前で以前と同じことされるのを黙ってみてるほどお人よしじゃないの、ついでに
この神殿の新官長も無事よ」
ばあちゃんのさすほうを見てみると
そこには大神官がいた
「さぁ、あんたも手伝いなさい、奴らをとっ捕まえて聞き出さなきゃ、それと気をつけなさい奴らは
人間と魔族の合成獣よ火とか水とかの魔法や普通の剣は効果ないから」
「はいはい」
そう行って僕は敵に向かって駆け出した
「姉さん、じいちゃん、僕が合図したらよけて!」
そういうと僕は背中にしょっていたものを取り出しその包みを剥ぎ取った
それは、異様な形の杖みたいなものだ、僕はそれを大壇上に振りかぶり
そして合図を送る
「二人ともよけて!」
そして
「光よっ!」
その杖の先端から光が溢れる、
その光はそのまま杖から撃ち出され一人の暗殺者風の男を葬った
『なっ!?』
ばあちゃんとじいちゃんの驚愕の声が聞こえたが今はそれを無視
「冥魔槍!」
そこへタイミング良く姉さんが呪文を放つ
姉さんの放った呪文は味方がやられたことで一瞬動揺していた
一人の暗殺者にあたりその暗殺者は消滅した
それを見ていたほかの仲間たちは形勢不利とみて逃げ去った
「引き際がいいな」
「なぁにやってんのよ、生け捕りにしないと意味が無いでしょ」
横から文句をつけてくるばあちゃん(・・・あんたは何もやって無いだろ)
「まったくだ、何やってるんだよ・・・・」
呆れた口調で言うラーク
「あんたは何にもしてないだろ」
ジト目で言う僕、しかしラークは
「そんなことないぞ、俺だてほらちゃんと大神官のそばにいて守ってやってるじゃないか」
そう言ってラークは視線を足元に送る
送った視線の先には縮こまって震えている大神官の姿があった
「こんなのが大神官じゃなぁ」
ラークは嘲りを交えて言った
「で、どうするんだこれ」
大神官を指して言うラーク
「とりあえず保護して魔導士協会にでも身を置いてもらうなりすれば」
言いかけたとき、短く鋭い殺気が放たれ
ひゅっ!
風を切る音が聞こえた直後
「ぐあああああああっ!」
いきなり血を吹き崩れ落ちる大神官、その胸には一本のスローイングダガー
とっさに殺気を放っていたほうに視線を走らせる、とそこには
「く・・・・・・ふふ・・・・・まずは、ひと・・・・・り」
最後の力を振り絞ったのだろう倒れていた暗殺者がダガーを投げた格好のまま
勝利の言葉をもらしていた、そして暗殺者は息絶えた
「うかつだったわね・・・・」
苦い表情で言うばあちゃん
「前に同じことがあったから先手を打てると思ったのにね・・・・」
しばらく沈黙が続いた・・・・・・しかしそれを破ったのはばあちゃん
「さ、次にいくわよ次は・・・・・・」
「次って?」
帰ってくる答えを多少予想しつつもあえて聞いてみる
そして返ってきた答えは予想通りのものだった
「次は南よ」






<続く>





私的ですが、受験合格記念として(苦笑) (おまけ1) あとがきっぽいもの 皆様おはこんばんちわ ぜろぽんでっす 何気にこんなわけのわからない文章を書いておりますが お楽しみいただけているでしょうか? まず、読んでわかるようにこの話はス○イヤーズ本編から かなり時がたっています リナは60過ぎた立派なおばあちゃん もちろんガウリイもおなじだけ年取ってます なぜこんな内容になったかといいますと 実は・・・・・・・・ 「リナガウ主体の話がヤだから」です ああっ、石投げないで たまには毛色の変わったスレもいいじゃないですか、なんて思ってたり するんですが・・・いかがなものでしょう? 感想をお聞かせ願えれば幸いです というわけで感想は ここ まで 皆様の感想お待ちしております(ぺこり) (おまけ2) 遅まきながらここで登場人物紹介を フェリス=ガブリエフ 一応主人公のつもり(笑) 16歳リナとガウリイの孫 髪の色は、青みがかった銀髪(プラチナブロンド) 外見は母親に似たらしい、髪の毛の色も母親譲り 長身ではないが低くもない 小さい頃からガウリイに剣の手ほどきを受け実力は 若い頃のガウリイ並 性格はいたって温厚ガウリイのようにクラゲではない ようするに非の打ち所のないといったところ 特技:魔道士のふり(爆)時々はったりでインバースと名乗る 家族構成:祖父母(リナ&ガウリイ)、両親、姉が二人に妹が三人 ・・・女系の家族にあって唯一の男児である ルーナ=ガブリエフ 19歳フェリスの姉で、長女 髪の色はフェリス同様青みがかった銀髪(プラチナブロンド)である 性格はおっとりしていて結構のんびり屋、だが楽天家ではない 妹弟が多いからか面倒見がよく家族から慕われている だが、姉弟の中で唯一の男児であるフェリスを猫可愛がりする傾向のある 困った一面も リナ譲りの許容量(キャパシティ)と魔力を持ち竜破斬も軽々と撃てる ある意味怒ったら恐い人の一人かもしれない リナ=インバース(ガブリエフ) 通称:魔王の便器のフタ(ルヴィナガルド王宮騎士団による) こと元自称美少女天才魔道士 ただし性格と違い外見は本編スレの面影がまったくない 今回は脇役である ガウリイ=ガブリエフ 通称:クラゲ リナと所帯をもち落ち着いたもとリナの自称保護者 光の剣の勇者の末裔らしいが本人からはまったくその気配が感じられない 光の剣を失い現在は斬妖剣を家宝にしている(何でもいいのか・・・・・・家宝?)